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【DIYコーキングの失敗例】やり直しにならないためのチェックポイント。

 

 

 

昨今では数々のサイトやYouTube動画で自分ででコーキングをする方法が簡単にわかるようになりました。


業者に頼むと費用も掛かるしちょっとの部分であれば自分でできないかなと思うかもしれません。


もしDIYするとしたらなるべく失敗しないようにしたいですよね。

 

今回はコーキングでよく起こしがちなミスや忘れてしまいがちな工程などを紹介していきたいと思います!


ぜひとも皆様のご参考になればと嬉しいです。

 

 


 

コーキングとは

 

まずはコーキングとは何かを簡単に説明したいと思います。
 
コーキングとは
 
固まるとゴムのようになるペースト状の樹脂のことをいいます。
 
主に外壁材同士の接合部分、家の中のキッチンやお風呂などに使われており、
 
◎水などの侵入を防ぐ防水の役割や、
 
◎隙間を埋めて衝撃を吸収するクッションの役割を担っています。
 
コーキングはずっと同じ性能を保ち続けることはできず、
経年劣化していくものですので建物の耐久性を保つためには約10年を目安に交換(打替え)が必要となってきます。

 

 

コーキングが施されている場所によって劣化の具合も異なりますので、


コーキングの劣化が気になるところを少しだけ交換してもらいたいと思っても、

 

業者に頼むと他の場所の工事も勧められて工事費用が高額になってしまうかも…と気が引けてくるかと思います。

 

DIYでコーキングをすることで必要最低限の材料費や時間を考えればいいので、その心配はなくなります。


ですがコーキングは私たちのような専門業者がいるからにはやはり必要な知識や技術が少なからずあります。


失敗例や注意点を確認して自分でコーキングをしてしてみましょう。

 

 

業者に頼んだ方がいい場合

外壁の二階など高所部分に劣化箇所がある。


高所に劣化箇所がある場合、はしごや脚立などで作業をすることになると思います。

とても危ないので自分でコーキングをしないでください。


そういった場合は業者に一度相談してください。


※コーキングが劣化しているからと言ってすぐに雨漏りなど建物に大きな影響を与えることはありませんのでご安心ください。

 

コーキングに必要な道具と材料

*コーキング材
*コーキングガン
*プライマー
*マスキングテープ(コーキング用で幅広のものだとやりやすい)
*ほうき
*刷毛(筆)
*へら
*カッター
*バックアップ材orボンドブレーカー(外壁目地の場合)

 

施工手順


①コーキング撤去【使う道具 カッター

②清掃【使う道具 カッター・ほうき

➂バックアップ材設置(外壁の場合)【使う材料 バッグアップ材orボンドブレーカー

④マスキングテープ貼り【使う道具 マスキングテープ

➄プライマー塗布【使う道具 刷毛(筆)】【使う材料 プライマー

➅コーキング材充填【使う道具 コーキングガン】【使う材料 コーキング材

⑦均し【使う道具 へら

⑧マスキングテープ剥がし【あったら便利 コーキング材の空き容器や段ボールなどの切れ端など剥がしたテープを巻き付けられるもの

⑨乾かし完了

 

【注意点】失敗に繋がる忘れがちな工程

既存の撤去不足


古いコーキングが残っていると新しいコーキングが密着しないのですべてカッターで剥がしとりましょう。


剥離や破断などの原因に繋がります

CHECK 古いコーキング材はすべて取りましょう

清掃のし忘れ


コーキング材の破片が残っていると、新しいコーキング材に混ざってしまい見た目が汚くなり、


劣化を早める原因になります。

CHECK 清掃して塵などが残っていない状態にしましょう

 

施工する場所が濡れていないかチェック

外壁の目地を自分でコーキングする場合


前日など数日前から天気予報をチェックし、雨が降りそうな日は撤去してはいけません。


もし撤去している途中で雨が降ってきた場合は作業をやめ、念のため施工箇所をシートなどで被うと良いです。


撤去し、コーキングが打たれていない状態にしたままですと内部に雨水が侵入してしまう恐れありがあります。

 

しかし外壁材の内側に防水シートが貼ってありますので、家の中にまで雨水が侵入することは心配する必要はありません。

 

かといって長期間コーキング材を入れずにほったらかしにするのはやめましょう。

 

またコーキングは高い防水性能を持っているため、水をはじきます。


濡れている所ではコーキング材がはじかれてしまい、

 

一見大丈夫なようであってもきちんと密着しておらずすぐに剥がれてしまう可能性があります。

 

施工箇所の乾燥が不十分ですとプライマーも塗ることができません。

 

ですので施工場所が乾いていて、数日間晴れている期間が最適といえます。

※コーキング後に雨が降ってきた場合はコーキング材は水をはじいてくれるので問題ありません。(アクリル系コーキングの場合には水性ですので注意が必要です。)季節によりますが、完全硬化まで2日間かかりますので基本的にその間に雨に濡れないことが望ましいです。

 

お風呂やキッチンでも同じことが言えますので注意してみてください。

お風呂やキッチンは施工後8時間は使用せず、表面硬化を待ちましょう。朝にコーキングを打ち、夜には使っても大丈夫です。ですが内部はまだ固まっていないので触らないように注意してください。

 

CHECK 天気予報をチェック


CHECK 施工箇所が濡れていないか確認

 

プライマーの塗り忘れ


プライマーを塗り忘れると密着性が十分に発揮されず、のちに剥離などを起こしやすくなります。


またプライマーにはオープンタイムというものがあり、この乾燥時間を忘れてしまっても密着性が十分に発揮されません。


プライマーもコーキング材と相互性のあるものを選びましょう。コーキング材の表記をよく読み選びましょう。


※塗り忘れてもコーキング材はくっついてくれますが、効果が十分に発揮せず時間が経過するにつれ不具合が出てきやすくなります。

 

 

CHECK プライマーを忘れずに塗りましょう

 

 


コーキングのよくある失敗例

 

コーキング材の間違い


安いからというだけで種類を見ずに選ぶと大変なことに!


コーキング材には種類がいくつかあります。施工場所によって色も合わせて選びましょう。

 

外壁に適したコーキング材


◎変成シリコン系(ノンブリードタイプだとさらに良い)


ウレタン系もよく使われますが紫外線に弱いため上から塗装して保護が必要です。


施工箇所以外についてしまった場合は汚れてもいい布などで拭きとってください。

 

※材料の裏面をよく見て上から塗装はできませんという旨が記載しているもの(シリコーン系シーラント)は外壁に使用しないでください。
 
コーキングのみの交換をする場合でもシリコーン系シーラントを使ってしまうと、これから先、外壁塗装をする際その部分だけ塗料をはじいてしまいます。
 
それに加え時間とともにシリコンオイルが外壁に滲み出し、目地の廻りが黒ずんで見栄えが悪くなります。
 
こういったことから結局一度剥がさなければならないことになり、かなり時間と手間がかかってしまう大変な作業になりますので注意が必要です。
 

CHECK 外壁に使えるコーキング材 変成シリコン系は◎ シリコーン系は× 間違えやすいので注意

 
 
 
 

キッチンや浴室などの水回りに適したコーキング材


◎シリコーン系シーラント 防カビ剤入りのものが望ましい


外壁にはあまり使いませんが、キッチンや浴室などの水回りなどに適しています。


耐候性・耐水性・耐熱性に優れており、価格も安価です。

 

施工箇所以外についてしまった場合布などで拭き取るとコーキング材を広げてしまうことになりますので、コーキング材を乾かしてからカッターやへらなどで剥がし取った方がよいです。

 

CHECKコーキング材を選ぶ際は材料の裏面など表示をよく読み選ぶようにしましょう!

 

 

 

 

用意したコーキング材が足りなかった!多すぎた!


外壁の目地などはカートリッジタイプ、ちょっとしたところにはチューブタイプの少量のものなどを選んで購入しましょう。


一度使用して余ってしまったコーキング材は少しの間取っておけますが、有効期限があり使用できなくなりますので、使いきることが基本です。

 

【参考】余ったらこんな使い方も☟

コーキング材とスポンジでスクイーズを作ったりしている人もいるみたいです。

子供たちと工作♪100均のガラス絵の具とホームセンターのシリコンコーキングで手作りスクイーズ♪しっとりもちもちスクイーズの簡単な作り方②

 


少ないと中途半端なところでコーキング材が終わってしまいますので注意してください。


コーキングガンを使うカートリッジタイプ(約330ml)の物1本で大体3m打つことができます。

これは目地の大きさが幅1㎝(10㎜)×深さ1㎝(10㎜)の場合です。外壁の目地を行う場合は施工箇所のⅿ数をはかりましょう。

 

【参考】詳しい材料の計算方法
カートリッジ1本で何メートル打てるかわかる計算方法 施工目地=目地長さ10mm×目地深さ10mm=330mlで3m充填可能
目地幅( )mm×目地深さ( )mm×長さ( )m=施工目地体積( )m㎥(=総使用量 ml)
施工目地体積( )m㎥÷材料量( )ml×ロス分1.2%=必要量(  )本

 

 

CHECK施工箇所の長さに合わせて材料を選ぼう  がっつり:カートリッジタイプ 短いほんのちょっと:チューブタイプのものや100円ショップの補修材など

 

最近ではDIY向けにわかりやすく用途が表記され少量で販売されているものもありますので探してみてください。

 

 

【参考】少量、用途がわかりやすく明記され販売されているもの

ネットやホームセンターなどで購入することができます。目的に合ったものを選びましょう。

セメダインバスコークN

シャープ 外壁コーキング

ボンド 変成シリコンコークQチューブ

 

 

マスキングテープからコーキング材がはみ出してしまった!


コーキング材を打つ時のコツ


目地の奥に隙間や打ち残しがないようにコーキング材をガンで入れます。


気泡が入らないようにガンの先をなるべく浮かせないように意識し、一定の力加減で均一の量が出るようにイメージしましょう。


コーキング材の量が少ないと目地の奥までコーキング材がいかず内部の空気がぼこぼこと出てきてしまったり、コーキング材は薄いと固まらない性質がありますのでいつまでたっても固まらないといったことが起こります。

 

また、コーキングの量が多いと均しの際、マスキングテープからはみ出してしまったり、何回も往復することになり、均している間にコーキング材が固まりはじめてしまうかもしれません。滑らかな表面ではなくがたがたな見栄えが悪いコーキングになってしまいます。

 

CHECKコーキング材を充填するときは、少なすぎても多すぎてもダメ

 

 

 

何度も往復して均してしまい表面がぼこぼこになってしまった。


均し方のコツ


目地の奥まで押さえながらスーッとコーキング材を入れるように均します。基本は往復は2回まで。


均す回数が多いと、打った時点で固まろうとしているコーキング材がだまになり、表面がぼこぼこになってしまいます。


均した際捨ててしまうコーキング材が多いなと感じるかと思いますが、ヘラについたコーキング材は使いまわさないでください。

これもぼこぼこ表面の原因になります。

 

CHECK 均す回数は2回(まで)しっかり均す

 

 

マスキングテープの剥がしたときに起こるミス


縁ががたがた、マスキングテープが剥がれなくなる、周辺がよごれてしまった!

 

マスキングテープは基本的に均し終わった後すぐに剥がします。


コツは丁寧に剥がすことです。剥がすだけだからといって、雑に引っ張って剥がすと周囲を汚してしまう原因になります。

 

外壁などの凹凸部のマスキングテープを剥がす時はゆっくり剥がすようにしましょう。

 

コーキング材の空き容器や棒状の物、捨ててもいい段ボールなどににマスキングテープを巻き付けながら剥がしたり、あらかじめゴミ袋を用意し捨てながら剥がすと慌てることなく周辺が汚れません。

また、マスキングテープをすぐにはがす際、糸を引いて、周辺が汚れてしまう時があります。

上記のとおり、雑に引っ張って剥がすことも原因ですが、マスキングテープが施工面にきちんと貼られていないことが原因の場合もあります。

 

 

十分に均したと思っても、テープがきちんと密着していない部分にコーキング材が入り込んでしまい、剥がした際に糸を引いて真っすぐな縁でなくなったり、周囲が汚れてしまうことも考えられます。

 

 

外壁材の形状により凸凹があるものやザラザラとしているものはマスキングテープを貼るのが難しいです。隙間なく貼れているか確認してからコーキング材を充填するようにしましょう。


現場では充填~均しを1目地ずつ1面ごとに仕上げてからマスキングテープを剥がしているので、ちょっと時間をおいていることとなりますが、職人さんの話ですのでやはりすぐ剥がすのが基本です。1本ずつ充填~マスキング剥がし迄の作業を一括して行うと良いでしょう。

 

コーキング材が硬化した状態でマスキングテープを剥がすと、テープがちぎれて取り除けない状態や、コーキング材の縁ががたがたの状態になってしまいます。そんな見た目は美しくありません。気になる場合はやり直しになってしまいます。

 

 

CHECK マスキングテープは均し終わった後すぐに剥がしましょう。剥がすときは丁寧に。

CHECK マスキングテープがきちんと施工面と密着しているか確認しましょう。

 

コーキング材にゴミやほこりがついてしまい見た目が汚くなってしまった。


コーキング材にゴミやほこりなどがついてしまうと取れません。


表面が固まるのには最低8時間かかりますので


その間は近寄らないようにしましょう。

 

コーキングが乾く前に触ってしまった。


コーキングを打ち終えてやりがちなのが固まったかどうか気になって触ってしまうことです。

固まっていない場合、せっかくきれいに打ったコーキングが台無しになりやり直しになってしまいます。

服についてしまったら落ちませんので大変です。

 

CHECK コーキング材が乾くまで近寄らず、触らない

 

 

 

まとめ

【注意点】失敗に繋がる忘れがちな工程

CHECK 古いコーキング材はすべて取りましょう
CHECK 清掃して塵などが残っていない状態にしましょう
CHECK 天気予報をチェック
CHECK 施工箇所が濡れていないか確認
CHECK プライマーを忘れずに塗りましょう

 

コーキングのよくある失敗例

CHECK 適したコーキング材を選ぼう*コーキング材を裏面の表示をよく読み選ぶようにしましょう!
CHECK 外壁に使えるコーキング材変成シリコン系は◎ シリコーン系は× 間違えやすいので注意
CHECK 施工箇所の長さに合わせて材料を選ぼう がっつり:カートリッジタイプ 短いほんのちょっと:チューブタイプのものや100円ショップの補修材など
CHECK コーキング材を充填するときは、少なすぎても多すぎてもダメ
CHECK コーキングは奥まで均し入れるイメージ
CHECK 均す回数は2回(まで)しっかり均す
CHECK マスキングテープは均し終わった後すぐに剥がしましょう
CHECK マスキングテープがきちんと施工面と密着しているか確認しましょう
CHECK コーキング材が乾くまで近寄らず、触らない
 
 
 

DIYでコーキングをして失敗してしまった!という方がご覧になっているかもしれません。 何も知識のない状態から初めてコーキングをするとやはり失敗する方が多いです。

今回はやり直しにならないための注意点と失敗例を挙げてDIYコーキングのコツやチェックポイントをお教えいたしました。 皆様の参考になればうれしいです。

 

後悔しないためにもまずは一度ご相談を。 株式会社HIKARUでは不必要な工事は一切、お見積りいたしません。 お客様のご要望とご意見を第一に考えています。

気になる症状など御座いましたらお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。