コーキングとは、固まるとゴムのようになるペースト状の樹脂を使い、隙間を埋める作業のことをいいます。外壁材同士の接合部分ににコーキングガンと呼ばれる道具でコーキング材を入れていきます。
また外壁材にできたヒビ(クラック)や、笠木などの建材と外壁材の接合部にも使われています。その他にも、キッチンやお風呂など内装にも使われています。
コーキングの役割は主に次の3つです。
◎クッションの役割
外壁材同士、外壁と建材同士をつなぎ合わせて外壁の動きを吸収するクッションの役割があります。
◎防水の役割
外壁材同士、外壁と建材同士をつなぎ合わせて密閉して水が内部に入らないようにする役割があります。 また汚れや塵・ほこりなどが隙間から入り込まないようにするためでもあります。
◎修理・補修
ひび割れなどの補修としてコーキング材を使ってヒビを埋めます。
修理が必要な目地の劣化症状と原因
主なコーキングの劣化症状と原因
紫外線の影響や経年劣化により硬くなる症状です。
硬くなったコーキングが外壁の動きについていけなくなったことでヒビができます。
表面に細かな線ができている状態だけであれば経過観察で大丈夫です。
下地が見えていたり外壁との間に隙間ができていたら破断・剥離の症状ですので工事が必要です。
新築時に施工した際のコーキングの厚み不足やプライマー不足が原因で起きる症状です。
コーキングに含まれる可塑剤が抜け始めたために厚みがなくなったことが原因でもあります。
ひび割れがちぎれてコーキングの真ん中に亀裂が入ってしまっている症状です。
本来の役割が機能していない状態で、コーキング材の寿命が来るとみられる症状です。
可塑剤の効果が切れ、柔軟性を損ない、建材の動きにコーキングがついていけなくなったために起こります。
施工の時のプライマー不足の可能性もあります。
コーキングが切れて建材から完全はがれ隙間ができてしまっていることをいいます。
本来の役割が機能していない状態です。
可塑剤の効果が切れ柔軟性がなくなり建材の動きについていけなくなったことが原因であったり、プライマーの施工不良、目地幅不足などが原因で起こります。
コーキングを手で触ると白い粉のようなものがつく現象です。
原因は、空気中の油分・水分・ほこり等によりコーキング材の樹脂や顔料が分解・劣化してしまったために起こります。
原因は、主に水回りのコーキングに見られます。
流しきらなかった石鹸や皮脂などでカビ菌が繁殖したために起こります。
外壁コーキング
大事な役割である外壁の目地にコーキング材が使われていますが、一般的に5年~10年がコーキング材の交換寿命といわれています。
コーキングは新築時と同じように役割を果たせ続ける訳ではありません。5年~10年経ったらコーキングを新しく交換することをおすすめします。
また、様々な要因により5年を経たずに劣化が見られる場合もございます。
放っておかず気になる箇所がございましたら、まずは専門業者であるHIKARUにご相談ください。
サービス内容
サービス名 | 修繕箇所 |
外壁コーキング 目地打替え工事 | |
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外壁のヒビ修理 | |
各種外壁と建材接合部の修理 | 幕板・破風板・鼻隠し・サッシ窓廻り・ドア周り・ベランダ・バルコニー・屋上の笠木修理 |
雨漏りコーキング
外壁材やコーキングにヒビが入っていたり、屋根の瓦がずれていたり雨漏りの原因となる要因は様々です。
カビ臭い、天井や壁紙にシミがある、ポタポタとどこからか音がするなどの現象が見られたら雨漏りしている可能性があります。
コーキングだけで治まる場合もありますが、建物内に雨水がひどく侵入している場合は内側にある建材にも劣化が起こっている可能性があります。
したがってコーキングで補修をしても一時的な対処にしかならない場合もございます。まずはご相談ください。
サービス内容
サービス名 | 修繕箇所 |
屋根からの雨漏り | 屋根材の破損・瓦のズレ 棟板金のつなぎ目 |
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外壁からの雨漏り | 劣化しているコーキングの打替え 外壁材のひび割れ補修 |
窓・サッシ枠・天窓からの雨漏り | 劣化しているコーキングの打替え |
雨どいの破損からの雨漏り | 破損箇所をコーキングで接着 雨どいを新しく交換 |
ベランダ・バルコニーからの雨漏り | 手摺、窓周辺のコーキング不良・劣化 (ベランダ・バルコニー、陸屋根などの床面の補修は防水工事へ) |
水回り・内装コーキング
外壁だけではなくお家の中にもコーキングは使われております。
そのほとんどが防水の為に水回りに使われています。
サービス内容
サービス名 | 修繕箇所 |
お風呂場 | 壁、床、天井の四隅やコーナードア枠との隙間 壁、床と浴槽や給湯器のリモコンなどの各部材の隙間・接合部分 |
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キッチン | 壁と流し台、ガスコンロの接地面 床とキッチン台の接合部分・コンロ脇 |
洗面台 | 壁と洗面台との隙間 床と洗面台の隙間・接合部分 |
トイレ | クッションフロア・床と便器の隙間 |
工事金額について
参考金額(使用材料、目地幅、深さ、ⅿ数、外壁材により変動致します。)
撤去 | 900円~1,200円(税込) m当たり |
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増し打ち | 500円~900円(税込) m当たり |
高所での作業が含まれると足場の設置費用として別途15万円(税込)~ほどかかりますのでご了承ください。
私たち業者は、外壁にある隙間のことを目地と呼んでいます。
最近のお家はサイディングボードやALCパネルという外壁材を使うのが主流となっています。
これらの外壁材を使ったお家の外壁は、複数枚の外壁材を組み立ててできています。
この外壁と外壁が組み合わさる部分の隙間のことを目地と呼んでいます。
サイディングボード、ALCパネル、コンクリート壁、タイル張り外壁、モルタル塗り壁、など
目地を設けてコーキング材を打つことでコーキング材がクッションとなり外壁の動きに順応する役割があります。
季節・天気などの温度・湿度変化による収縮や膨張、地震、風、通行車両による揺れなどが要因で外壁は少しずつ動いています。
外壁に負荷がかかりすぎないために目地が動きの逃げ道となっているのです。
もし目地がなかったら、外壁材にひび割れなどの致命的な損傷が起きやすくなり、雨漏りの原因になったり、老朽化を早めることになります。
クッションの役割
外壁材同士、外壁と建材同士をつなぎ合わせて外壁の動きを吸収するクッションの役割があります。
防水の役割
外壁材同士、外壁と建材同士をつなぎ合わせて密閉して水が内部に入らないようにする役割があります。
また汚れや塵・ほこりなどが隙間から入り込まないようにするためでもあります。
修理・補修
ひび割れの補修としてコーキング材でヒビを埋めます。
外壁などから起こる雨漏りの原因
外壁目地
窓のサッシ廻りのコーキングがひび割れ、肉痩せ、破断、剥離を起こし雨水が内部に侵入することで起きる雨漏り。
幕板からの雨漏り
幕板上部に雨水が溜まりやすく幕板材の腐食や幕板の裏のコーキングが劣化することが原因。
外壁のヒビ(クラック)などの傷や変形、割れ、穴から内部に侵入しておこる雨漏り。
水切り金具や笠木などの接合部分のコーキングの劣化や錆から水が侵入することが原因の雨漏り。
雨水がたまりやすいため、コーキングを使用して雨水の侵入を防いでいるものもあるのでその場合劣化したコーキングの交換が必要です。錆がひどい場合、金具自体を交換する場合もあります。
施工内容
① 既存撤去
カッターを使って切れ込みを入れて劣化した古いコーキングを取り除きます
② 目地清掃
撤去した後に古いコーキングが残らないようにきれいにします。
➂ バックアップ材設置
バックアップ材を入れることで目地の深さを調節します。
またコーキングの三面接着を防ぎます。建物や施工箇所合わせて使用します。
➃ マスキングテープ貼り
施工箇所の見栄えを良くするためにマスキングテープを貼ります。
➄ プライマー塗布
プライマーを塗ることで外壁材とコーキングの密着性を良くします。
⑥ コーキング材充填
コーキング材をコーキングガンを使って充填します。
⑦ コーキング材均し
コーキング材を均して平らにします
⑧ マスキングテープ剥がし
コーキング材が乾く前にマスキングテープを全て剥がします。
⑨ 乾かして完了
3~5日乾かして工事完了です
⑩ 完了点検
やり残し、不具合等がないか確認し、完了です。