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壁紙や天井の角のすき間は内装のコーキングで解決!方法や注意点を紹介

室内の壁や天井に壁紙のすき間ができることはよくあります。新築の家だとすき間ができてもその後年月が経つにつれて落ち着いてくることも多いのですが、どうしてもすき間が気になってしまうという方も多いのではないでしょうか。

実は壁紙のすき間はコーキングで簡単に埋められます。ここでは壁紙や天井の角など内装のコーキングをする方法を見ていきましょう。

壁紙や天井の角など内装のコーキングについて

コーキングといえば家の外装や水回りなどにできるすき間を埋めて防水効果を高めるためのものというイメージが大きいのではないでしょうか。ただ壁紙や天井の角など内装のちょっとした綻びの修復にコーキングを使うこともあります。新築の場合、壁紙の保証期間がありますがこの期間を過ぎた後のトラブルや、全面を張り替えるほどではない程度の綻びの場合、自分でコーキング剤を使い修復も可能です。

壁紙や天井の角にすき間ができてしまった時や傷がついた時に便利

内装のコーキングをする理由で一番多いのが、壁に張られている壁紙と壁紙の間や天井の角にできたすき間を埋めるためでしょう。壁紙を張ってから何年も経った後に劣化してすき間が見えるケースもありますが、実はこれは新築の家でも起こりえます。家の建設に使われる木材や壁紙は水分量により伸縮することがあるからで、壁紙の保証期間を利用して壁紙を張り替えてもらう方も多いのです。

壁紙の継ぎ目や天井の角、それに電気スイッチの周りや床付近の巾木との間など、すき間ができてしまいがちな箇所は多くなっています。またすき間を埋めるだけでなく壁紙に傷がついてしまった時や、画びょうで穴が開いた時も、傷の部分をコーキングすることでカモフラージュできます。

壁紙や天井の角のコーキングに必要なもの

壁紙や天井の角をコーキングする際に必要になるものは2つだけです。

  • 内装用のコーキング剤
  • スポンジか色付きでないタオル

ここではそれぞれの選び方を紹介します。

コーキング剤は用途や色を確認し合ったものを選択

コーキング剤には用途や使用箇所に合わせてさまざまなタイプがあるので、必ず壁紙や内装修復用のコーキング剤を選ぶようにしてください。一般的にコーキング剤といえばシリコン系や変形シリコン系ですが、こちらはどちらかというと外装向きで、内装にはアクリル系のコーキング剤を使います。

アクリル系のコーキング剤は水性のものが多く、乾く前だと水で洗い流せるため扱いやすいのが特徴です。壁紙は白色が多いですが経年劣化で壁紙の色が変わってくることを考えると、コーキング剤はアイボリーを選ぶ方が無難です。もちろん他のカラーもありますし艶消タイプや湿気に強いタイプなどさまざまな商品が市販されているため、修復したい壁紙に一番合うものを選ぶようにしてください。コーキングガンが不要な小さいチューブに、長いノズルが付いたタイプが使いやすいでしょう。

スポンジやタオルは仕上げ用

スポンジかタオルはどちらかあれば大丈夫で、コーキング剤を塗った後の仕上げに使います。壁紙施工用のスポンジがある場合はそれが一番よいのですが、もし見つからない場合は白系のタオルでも代用できます。ただ繊維が付きやすいものだと壁に付着して仕上がりが悪くなる可能性があるので、マイクロファイバーなど繊維が出にくい生地のものを選びましょう。

壁紙や天井の角のすき間をコーキングする方法

それではいよいよ壁紙や天井の角のすき間をコーキングする方法を、手順に沿って確認していきましょう。傷や画びょうの穴を埋める場合も同様の手順で問題ありません。

コーキングしたい部分を掃除

まずコーキングで修復したい部分を掃除して埃や汚れを落とします。掃除に水を使った場合はしっかり乾拭きして、水分を残さないようにしてください。埃や水気が残っているとコーキング剤がしっかり付かなかったり、仕上がりが悪くなったりするので気をつけましょう。

コーキングしたい箇所にコーキング剤を添付

次に修繕したい箇所にコーキング剤を添付していきます。まずコーキング剤についているノズルをカットしますが、きれいに塗るためにはこのカットの方法が重要で、大量に出すぎないためにできるだけ先の部分を斜めに切ってください。

その後、壁紙や天井の角のすき間を埋めるようにコーキング剤を塗っていきます。この際できるだけムラにならないように薄く塗るのがコツですが、少々はみ出してもこの後の仕上げの工程で修正できるのであまり心配する必要はありません。

スポンジかタオルでコーキング剤を塗ったところを水拭き

準備しておいたスポンジかタオルを水にぬらしてしっかり絞り、コーキング剤を塗った部分を拭いていきます。添付したコーキング剤をすき間に押し込むイメージです。コーキング剤を塗りすぎたりムラになったりしたところも、この時に拭き取ってしまいましょう。

コーキング剤は乾くまで時間がかかるので、説明書に書かれている乾燥に必要な時間が経つまでは塗った箇所を触らないように注意してください。一度ですき間が埋まらなかった場合は、乾いた後に再度やり直せば大丈夫です。

まとめ

新築の家の壁紙や天井の角にすき間ができたり、壁紙に傷がついてしまったりすると、どうしても気になってしまいます。壁紙の保証期間内であれば張り替えてもらうこともできますが、保証期間が過ぎている場合は内装のコーキングをすることで修復できるので試してみてください。

今回のような内装のコーキングはDIYでもできますが、室内でも水回りやキッチンそれに外装のコーキングはプロに頼む方が確実でよりきれいに仕上がります。「株式会社HIKARU」ではコーキングや防水工事を専門に請け負っております。お客様から直接ご依頼いただくことで中間マージンを含まない価格を実現いたしますので、コーキングの劣化でお困りの際はぜひ当社にご相談ください。