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その雨漏り、玄関からではありませんか?玄関タイルをチェックしよう!

その雨漏り、玄関からではありませんか?玄関タイルをチェックしよう!

雨漏りなどのトラブルが発生したとき、真っ先に疑うのは屋根や外壁という箇所でしょう。しかし、意外なところにも雨漏りの原因がある場合があります。それが玄関です。とくに、アパートやマンションの玄関タイルなどは注意しましょう。雨漏りの発見が遅れてしまい、どんどん悪化してしまうという悪循環を生みます。
この記事では、悪化する前の対処と、起こってしまったときの補修工事について解説していきます。

どうして玄関はタイル?

タイルは家の玄関などに使われています。色々な家庭の玄関を見渡しても、天然石かタイルが使用されていることが多くなっています。玄関にタイルが使用される理由について、5つ紹介していきましょう。

見た目の面

玄関は、来客をはじめに出迎える場所であることから見た目は重要です。さまざまなやカラー、形状があり、家の印象にあった雰囲気を選びやすいところが、玄関にタイルがよく使われる理由の一つです。

メンテナンスの面

玄関に使われることの多い素材に「磁器タイル」や「せっ器質タイル」というものがあります。これらは「陶器質タイル」よりも吸水性が低く、汚れが染み込みにくいのでお手入れが簡単です。メンテナンスのしやすさでもタイルは選ばれています。

機能性の面

玄関に使用されるタイルは、昔ながらの浴室の壁などに使われたツルツルしたタイルではなく、表面が少しざらついたようなものが多いと思います。現在は、さまざまな加工が施され、滑りにくいタイルや汚れにくいタイルがたくさん登場しています。

耐久性の面

タイルの歴史は古く、古代エジプトの遺跡から劣化の少ない状態で発見されており、耐久性の高い素材です。タイルは傷や摩耗にとても強いので土足ゾーンである玄関に使われることが多くなっています。

価格の面

タイルは、同じように玄関に使われることの多い天然石素材と比べても圧倒的にリーズナブルです。種類がたくさんあるので、低予算でも多くの選択肢の中から選べる点も魅力です。

目地の必要性

タイルとタイルとの間に空いている隙間を目地といいます。タイルを詰めて貼ってしまった場合、地震や経年劣化、膨張などで、仕上げ材に傷がついてしまうことがあるのです。そのため、屋外の玄関タイルなどはコーキング材という弾力のあるゴムのような素材で一定の間隔で設け、ゆとりをもたせています。長く住んでいく家だからこそ、目地はとても重要なのです。

そのコーキング、劣化していませんか?

重要な役割のあるコーキングも年月が経てば劣化してしまいます。たかがタイルの目地と侮ってはいけません。とくに、マンションなどにおけるコーキング材の劣化は、雨漏りの原因となり深刻な影響を及ぼすことがあります。コーキング材の劣化で、ひび割れた目地の間から水が建物に入ることがあるのです。以下のような症状が出たら注意しておきましょう。

コーキング材がやせてきた

コーキング材の表面がへこんだ状態のことです。とくに屋外の玄関タイルで見られ、日々の紫外線の影響で可塑剤が抜けていくことで起こります。このような状態を放置し続けるのは危険です。

コーキング材の剥がれや裂け

コーキング材のやせを放置すると可塑剤の効果がなくなり、剥がれや裂けが発生します。裂け目などから雨水が建物内に浸入し、雨漏りなどのトラブルに発展します。雨漏りというと外壁や屋根が真っ先に疑われる箇所だと思われますが、玄関タイルも例外ではありません。

自分での補修はNG?

ここまでの解説で、症状に心当たりのある方もいることと思います。自分で修繕を試みる方もいらっしゃいますが、おすすめできません。なぜならば、必要な工程が不十分だったり、隙間が空いたりしまうことで短期間のうちに元の状態へ戻るからです。専門の業者に頼むことが最も確実で、長期的にも安心できる方法になります。

業者による点検の目安

安心して住むためにおすすめするコーキング材の点検頻度は10年に1回程度です。外壁や屋根などのコーキングだけではなく、玄関も一緒に点検するようにしましょう。問題が出ていないうちは「まだいいかな…」と思ってしまいがちですが、具体的なトラブルになってしまうと、多額の費用がかかることになってしまいます。トラブルの原因を見過ごさないためにも、ぜひ定期点検を行いましょう。

まとめ

玄関タイルという普段そこまで気にかけない箇所にも、深刻な問題の原因が隠されていることがご理解いただけたと思います。現在は問題が起きていないという方も、安心して暮らせるように定期点検を行ってください。もし、すでに問題が出はじめている場合は、早急に「株式会社HIKARU」までご連絡ください。雨漏りによる建物の腐食が始まってしまうと大規模な修繕工事が必要になります。少しでも不安を感じたらぜひ「株式会社HIKARU」にお気軽にご相談ください。