突然起こる雨漏りは、原因がすぐにわからないことも多くなっています。
ここでは窓やサッシ周りの雨漏りの原因を6つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。雨漏りの原因がわかったら、それに合わせた修理方法を選びましょう。修理は丁寧に施工することで、雨漏りの再発を防げます。
窓、サッシ周りの雨漏りの原因は？
雨漏りした際は、まずは原因を調べてみましょう。窓やサッシから雨漏りしている場合、考えられる原因はいくつかあります。雨漏りの原因によって修理の方法も変化するので、まずは当てはまるものがあるかどうか、確認してみてください。
コーキング剤の劣化
コーキング剤とは、窓と壁の間にある隙間を埋める、ゴム素材のものです。コーキング剤があることで、雨水が窓と壁の隙間から入り込むことを防いでくれます。しかし経年劣化は避けられないため、5～10年でひび割れが起きたりすき間ができたりすることがあります。ひび割れが起きるとそこから雨水が入り込み、雨漏りの原因になるでしょう。
外壁のひび割れ
外壁は直射日光や雨風、気温の変化によって劣化し、ひび割れが起きることもあります。とくに、窓の四隅はひび割れが起きやすいのです。外壁のひび割れや穴も、雨漏りの原因です。劣化の時期はコーキング剤と同じく、10年が目安になります。
窓の上にある屋根
窓の上に屋根が取り付けられている場合は、屋根の劣化が雨漏りの原因かもしれません。屋根も外壁と同じく、直射日光や雨風にあたることで劣化し、ひび割れることがあります。屋根のひび割れから窓枠へと雨水が流れ、雨漏りが起こるケースも考えられるでしょう。
窓の上にある換気扇
換気扇や配管が窓の上にある場合は、そこから雨漏りしている可能性も考えられます。換気扇や配管は基本的に雨水を通さないように作られていますが、台風などで激しい雨が降ると雨漏りが起こることもあります。窓やサッシの周りに雨漏りの原因が見つからない場合は、こういった場所も確認してみると良いでしょう。台風などで一時的な雨漏りが起きているだけの場合は、修理の必要はありません。
引き違い窓
左右の窓を交差して開け閉めできる窓を、引き違い窓と呼びます。引き違い窓は、2枚の窓の間にすき間があります。基本的にすき間から雨水は入りませんが、台風などでさまざまな角度から雨が強く降ると、雨漏りすることがあるようです。この場合も破損や劣化ではないため、修理の必要はありません。タオルなどで水を拭き取り、雨漏りは一時的なものだと考えて良いでしょう。
防水の施行不良
窓枠やサッシの周りには、防水のために防水テープや防水フィルムが貼られています。これらは窓枠やサッシを取り付けるときに防水のために行われる処置ですが、施工不良があると雨漏りに繋がるでしょう。たとえば貼られた防水テープにシワが生じていた場合、そこから雨水が侵入することもあります。また、防水テープや防水フィルムの品質が悪いと、すき間が生まれ雨漏りの原因になります。
窓やサッシ周りの雨漏りの修理方法
雨漏りの原因がわかったら、修理しましょう。修理の方法は、大きく分けて2つあります。基本的には業者に依頼して、修理すると良いでしょう。
コーキング工事
窓枠やサッシの周りのコーキング剤が劣化して雨漏りしている場合は、コーキング剤を新しくする必要があります。コーキング剤を新しくするには、まず古いコーキング剤を取り除きましょう。コーキング剤を新しくすれば、雨水の侵入を止められるようになります。
また場合によっては、古いコーキング剤の上から新しいコーキング剤を被せる方法もあります。しかしこの方法は新しいコーキング剤が完全に定着しない可能性が高いのです。コーキング工事をする前の一時的な処置として考えるのが良いでしょう。
外壁や屋根の工事
窓周りの外壁や屋根がひび割れて雨漏りを引き起こしている場合は、外壁や屋根を修理する必要があります。ひび割れを修理する際は塗装を塗り替えるだけでなく、ひび割れた部分を埋める必要があるのです。塗装を塗り替えるだけでは、ひびが塗装で隠れた状態になるだけなので、雨漏りが再発することもあります。ひび割れた部分を埋めた後に塗装を塗り替えれば、効果的な補修が完成します。
まとめ
窓やサッシ周りの、雨漏りの原因と修理方法について紹介しました。雨漏りの修理では、原因に合わせた修理方法を選ぶことが大切です。主な原因はコーキングの劣化や、外壁と屋根のひび割れが多いでしょう。前者はコーキング剤を新しくすることで修理できます。後者の場合は、ひび割れを埋めることで雨漏りが起こらなくなります。安心して修理を行いたい場合は、業者に依頼しましょう。
窓やサッシ周りで雨漏りした際は、ぜひ「株式会社HIKARU」にご相談ください。お客様に満足いただける、安全で丁寧な修理を行っています。急に雨漏りが起きてしまったという場合には、まずご相談ください。
