• sbanner01

キッチン・ガス台・流し台と壁の間・タイル目地などにコーキングをする方法をご紹介

キッチン・ガス台・流し台と壁の間

キッチンは水回りでもあるため、ガス台や流し台の壁の間、タイル目地などにはコーキングがされています。コーキングの一番の役割は防水ですが、劣化すると本来の機能を果たせません。そのため、定期的にコーキングを塗り直す必要があります。セルフでも作業は可能ですが、自信がない場合は業者に依頼してみましょう。

キッチンをDIYでコーキングする手順

キッチンではガス台や流し台との壁の間、タイル目地などにコーキングが施されていることも多く、はがれると見栄えも悪くなります。また、水回りでもあるキッチンは、コーキングがないとカビも発生しやすくなるでしょう。もしキッチンをコーキングし直すなら、DIYでも可能なのでぜひやってみてください。

古いシリコンに切れ目を入れて取り除く

壁の間などのコーキングをする際には、まず古いシリコンに切れ目を入れて取り外す必要があります。なぜなら、古いコーキングが残っていると見栄えも悪くなり、本来の役目も果たさないためです。

やり方のポイントは、カッターナイフなどで壁際には垂直に、キッチンの台には水平に刃を入れることです。切り込みを入れれば、古いコーキングは引っ張るだけで取れます。また、切れ目を入れただけでは取り切れないコーキングもあるため、その際はナイフで削り取りましょう。

マスキングテープで養生する

古いコーキングが取り除けたら、次はまっすぐにコーキングを入れるため、マスキングテープを貼って養生します。このとき残す幅の目安は、5mm~1cmほどです。お好みで幅を決めても問題ありません。マスキングテープがないと仕上がりがきれいにならないため、必ず貼るようにしてください。

プライマーを塗ってからシリコンを使う

シリコンの接着力を高めるため、プライマーを先に塗りましょう。ただし、シリコンの種類によって対応するプライマーは異なるため、事前に確認してください。プライマーを塗り終えたら、コーキングガンやシリコンシーライトなどを使い、コーキングを注入します。マスキングテープを貼ってあるので、注入する隙間もわかりやすいでしょう。

シリコンをならしてからテープを外す

塗ったシリコンの上から、指やヘラを使って平らにならしましょう。このとき余ったシリコンはティッシュなどで拭き取ります。シリコンが完全に固まる前に、貼っておいたマスキングテープを引っ張りながらはがしましょう。

放置して固まれば完了

マスキングテープをはがした後は、固まるまで放置します。表面は1時間ほどで固まってきますが、完全に固まるまでは触らないのもポイントです。シリコンの種類にもよりますが、固まるまでの時間の目安は1日です。シリコンが固まれば、コーキングの作業は完了となります。

キッチンのコーキング場所と役割

キッチンでコーキングがされている場所は、ガス台や流し台の壁の間、タイル目地などです。とくに、ガス台の横のコーキング部分は、油がつきやすくはがれやすいため、定期的にコーキングし直しましょう。

防水の役割

コーキングの一番大切な役割は防水です。キッチンに限らず建物の間には隙間ができるため、コーキングをしないと水などが入り込みます。また、コーキングの機能が衰えてしまうと、雨水などが浸透して雨漏りの原因になります。キッチンの壁から水がしみでるなどの問題が発生する前に、コーキングをし直しましょう。

クッションの役割

コーキングでは防水も重要ですが、クッション性も無視できません。とくに、外壁がサイディングの場合、建材はシーズンによって縮みと膨らみを繰り返します。そんなときコーキングがなければ、割れやひびなども発生しやすくなるでしょう。

外壁だけではなく、内装の壁も同じです。もしキッチンの壁にひび割れが起きた場合などは、コーキングが適切に塗られているか確認してみてください。

目地にある黄ばみは汚れ?

キッチンやお風呂場にある目地には、年月とともに黄ばみができるため、気にする方は多いでしょう。黄ばみがあるだけで見た目はかなり悪くなり、汚れなのか判別が難しい面もあります。黄ばみを落とすには、重曹や中性洗剤を塗ってからスポンジなどで拭き取るのが効果的です。

しかし、この方法でも黄ばみは完全に取れないことも多く、コーキング自体が変色している可能性もあります。そのため、目地にある黄ばみを完全に取り除くことは不可能といっていいでしょう。どうしても黄ばみを何とかしたいなら、コーキングの打ち直しが必要です。

打ち直しと打ち増し

打ち直しとは、簡単にいえばコーキングを塗り直す作業です。しかし、上記で手順を解説したように、新たにコーキングを塗り直すには、古いコーキングは取り除く必要があります。コーキングを塗るだけならさほど手間はかかりませんが、古いコーキングをはがすのは一苦労です。

もし打ち直しが難しいようなら、古いコーキングの上から新たに塗ってしまう、打ち増しという方法もあります。打ち増しであれば、作業時間はかなり短縮できるでしょう。しかし、古いコーキングが残ったままなので、新たに塗った部分がはげやすくなります。またコーキング材との相性が悪い場合もはがれやすくなるのは欠点です。打ち直しの方が効果は長持ちします。作業時間によって決めてみてください。

水回りの目地のカビを落とすなら?

キッチンなどの水回りは、目地にカビが発生しやすくなります。セルフでも落とせますが、しっかりと汚れを落としたいなら、業者に依頼してみましょう。ハウスクリーニングを得意とする業者なら、多少費用はかかってもきれいに落としてくれるでしょう。

まとめ

キッチンのガス台や流し台の壁の間、タイル目地などにDIYでコーキングする方法、コーキングが施されている場所、打ち直しと打ち増しの違いなどご紹介してみました。キッチンは水回りの設備でもあるため、コーキングは必須です。コーキングが機能していないと水漏れなどの危険性もあるため、定期的に確認しましょう。

キッチンのコーキングがセルフでは難しいと感じるなら、ぜひ一度「株式会社HIKARU」にご来店ください。コーキング工事の実績がある当店で、キッチンなどの水回りなどもしっかりと施工いたします。ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。