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ALCパネル住宅 コーキング増し打ち工事

ALCパネル住宅のコーキング増し打ち工事の様子です。

 

ALCパネルとは

軽くて耐久性のあるコンクリート素材でできた建材です。

耐火性や防音性、断熱性に優れているため多くの建物に使われています。

 

ALCパネル自体に防水性はほとんどなく、塗装をすることで防水性が与えられます。

またサイディングボードと比べると、一つのパネルのサイズが小さく、組み立てに必要なパネルの数が多くなるため必然的に目地の数も増えます。

写真で分かるように縦目地・横目地とあるのがよく見られる特徴です。

サイディングボードのように透湿防水シートは無く、しっかりとしたコーキング処理と塗装を施すことがALCパネルにとって重要となります。

 

工事内容

基本的にコーキングを先打ちしてから塗装をします。

目立ったコーキングの劣化がなければ、撤去せずに増し打ちをします。

ALCパネルの目地は深いため増し打ちでも十分な目地幅が確保できるので、撤去する手間などを考えると増し打ちの方が良いとされています。

コーキングが庇やサッシ廻りに付かないように、マスキングテープを貼ります。

目地を綺麗にし、プライマーを塗った後コーキング材を充填し、ヘラで均していきます。

 

コーキングを施し乾燥させた後、高圧洗浄~塗装という流れになります。

 

工事のポイント

ALCパネルは定期的なメンテナンスを行わないとコーキングや塗装の劣化部分から雨漏りを起こしやすいです。

10年~15年を目安に塗り替えを行いましょう。

ご相談お待ちしております。